月面上の思索
エドガー・ミッチェル 著
前田樹子 訳
アポロ14号宇宙飛行士の
科学と宗教をめぐる思索の旅
1971年、エドガー・ミッチェルは月に降り立った。月から地球を眺めるという特異な経験をした彼は、地球に帰還後、科学、哲学、神秘的な事柄への思索を深めながら、あるひとつのモデルに辿り着く。
「帰郷する二十四万マイルの宇宙空間を航海中、星や、そこから私がやって来た惑星を凝視していたとき、何の前触れもなく、私は宇宙を、知力のある、愛しい、心安らぐ存在として経験した。
私の目に映ったわがふるさとの惑星は、神性の閃きだった」。
1930 年生まれ。1973 年、米国海軍と宇宙飛行士計画から退官一年後にインスティテュート・オブ・ノエティック・サイエンセスを設立した。年間25 ~ 50 回という講演スケジュールで、宇宙論、人間のポテンシャル、惑星地球上で進化中の人間の未来に関した話題について語っている。ラジオ、テレビの対談番組の常連ゲストでもある。
東京生まれ。エソテリシズム研究家。
1982年から90年まで、欧米の企業と大学に日本の品質工学を紹介する英文季刊誌『IQCF』を編集・出版。
著書に『エニアグラム進化論-グルジェフを超えて』(春秋社)
主な訳書にグルジェフ『グルジェフ弟子たちに語る』、ウスペンスキー『人間に可能な進化の心理学』その他(めるくまーる)などがある。
UFOテクノロジー隠蔽工作(スティーヴン M.グリア著/前田樹子訳)