注目すべき人々との出会い
G・I・グルジェフ 著
棚橋一晃 監修 / 星川淳 訳
隠された知恵を求める
旅の途上
グルジェフたちが出会った
魂の冒険家たち
本書は、グルジェフの主要三著作の第二作であり、もともと彼の弟子たちの朗読用に書かれた半自伝的回想録である。
この魂の冒険譚は、後に生命の全的喚起という〈ワーク〉に結晶してゆくために彼が通過しなければならなかった熔鉱炉の火を、私たちに見せてくれる。
1877年アルメニア生まれ。若くして〈真理の探究者〉グループに身を投じ、古代の叡智を求めて世界各地を遍歴。1913年頃モスクワに現われ、以後その特異な思想と行の指導によって、20世紀の精神世界に決定的な影響をおよぼす。1949年パリに死す。
1933年、福岡県生まれ。禅文化学院研究員、オンタリオ美術大学、ハワイ大学の客員講師等を務め、現在、サンフランシスコ禅センター客員研究員。円空学会会員。著書に“Japanese Design Motif”(鳳山社)、『ウパマーシャタカ-百喩経』(誠信書房)、『奇僧円空』(人間の科学社)、『異端の仏たち』『白隠の芸術』(以上芸立出版)など。
1952年、東京生まれ。パグワン・シュリ・ラジニーシのサンニャーシン(弟子)。
著書に『こころある旅インド』(共著、CBSソニー出版)、訳書に『存在の詩』『究極の旅』『般若心経』『TAO永遠の大河 1~4』(以上めるくまーる)、『生命の歓喜』(RPJ)、『サイレント・パルス』(共著、工作舎)など。