真実の裏側

ビヴァリー・ナイドゥー 著
もりうちすみこ 訳

英国で、最も権威のある児童文学賞、カーネギー賞を受賞した本書は、ヤングアダルトをも興奮させるスリリングな物語である。真実を伝えるジャーナリストの父を狙った凶弾に母が倒れ、幼い姉弟はただちにイギリスへ密入国させられた。それを手引きした謎の女は行方をくらまし、二人は非情な大都会ロンドンのただ中に放り出されてしまった。

定価(本体1800円+税)
■四六判上製/344頁
■ISBN4-8397-0111-3
■2002.7
■2001年度 イギリス カーネギー賞受賞
■第50回産経児童出版文化賞推薦

ビヴァリー・ナイドゥー(Beverly Naidoo)
1943年、イギリス自治領南アフリカ連邦に生まれ、白人社会の一員として育った。大学時代に反アパルトヘイト運動に身を投じて捕らわれ、8週間の獄中生活を送る。この体験による目覚めが彼女の作家としての姿勢を方向づけた。65年、イギリスの亡命。85年、児童向け処女作 Journey to Jo'Burg(『ヨハネスバーグへの旅』)を発表、英・米で4つの賞を受賞した。89年の Chain of Fire(『炎の鎖をつないで』偕成社)、95年の No Turning Back(『もう戻らない』)も数々の賞に輝いている。本書は2001年に、英国で最も権威のある児童文学賞、カーネギー賞を受賞した。


もりうちすみこ
1955年、福岡県生まれ。九州大学教育学部卒業。
訳書に『Xをさがして』、『生きのびるために』(ともにさ・え・ら書房)、絵本『ジェニー・エンジェル』(岩波書店)、絵本『とどまることなく-奴隷解放に尽くした黒人女性ソジャーナ・トゥルースの話-』(国土社)。

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